コラム 研究開発コラム

F.M.L.理事会で学会報告と特別セミナー

12月に開催されたF.M.L.理事会において、小山理事より10月~11月に開催された学会の報告が行われました。 また、日本医科大学の小川令先生と、高田弘弥先生をお招きし、特別セミナーをしていただきました。

■小山理事の学会報告

12月6日FML理事会 小山理事は、第26回日本形成外科学会基礎学術集会(10/19-20、大阪)、加齢画像研究会第6回学術集会(10/21、東京)、第10回世界毛髪研究会議(10th World Congress for Hair Research;WCHR、10/31-11/3、京都)において、防衛医科大学放射線科・曽我茂義先生と進めている、高分解能頭皮MRIを用いた頭皮の厚さの計測、さらに簡便な超音波測定器での厚さの計測に関する研究の進捗について発表しました。

また、第17回日本メンズヘルス医学会(10/6-7、東京)において、岩手医科大学・小澤正吾先先生と進めている研究の進捗について、「ヒト表皮細胞における硫酸転移酵素活性の発現を増強し、酵素活性を高める天然成分の探索 外用薬ミノキシジルの発毛効果の増強を目指して」と題して発表しました。4成分で硫酸転移酵素活性の発現を確認し、今後、ミノキシジルと併用して、発毛シグナルを増強するか検証する予定です。

脇坂理事は、加齢画像研究会第6回学術集会において、AGA患者における超高分解能頭皮MRIの解析・多血小板血漿療法が及ぼす影響について、多血小板血漿(Platelet rich plasma:PRP)が頭皮環境に及ぼす影響と毛髪量の変化について発表しました。

さらに、日本医科大学形成外科・小川令先生、高田弘弥先生と進めている研究について、高田先生が、第26回日本形成外科学会基礎学術集会、第10回世界毛髪研究会議(10th WCHR)において、毛乳頭細胞に対する周期的圧刺激およびミノキシジルの作用機序に関する検討の進捗を発表しました。
 

■特別セミナー

講演1 日本医科大学付属病院形成外科 教授 小川 令 先生

1206_02 『周期的圧刺激によって制御される血管新生のシグナル伝達機構の解明 ~非接触超音波を用いた創傷治療法の開発を目指して~』 平成29年度 革新的先端研究開発支援事業 「メカノバイオロジー機構の解明による革新的医療機器及び医療技術の創出」AMED-CRESTに採択されたことを報告されました。

小川先生は形成外科医の臨床を続けながら、常に研究に取り組んでこられました。メカノバイオロジーを応用した医療こそ、これからの未来の医療であると考えた経緯について講演されました。今後、血管新生を制御する分子機構を解明して、創傷治癒デバイスの開発につなげていきたいと語られました。

 

 

 

講演2 日本医科大学付属病院形成外科 非常勤講師 高田弘弥 先生

高田弘弥先生 『ミノキシジルのメカニズム解明と振動圧併用による発毛増幅の可能性』 ヒト毛乳頭細胞に対する物理的刺激(周期的圧刺激)およびミノキシジルの作用機序に関して検討した研究内容を紹介いただきました。

高田先生は、毛乳頭細胞にミノキシジルを添加すると、カリウムチャネルが開口することを確認し、さらに振動刺激によっても同様にカリウムチャネルが開口し、ミノキシジルと振動刺激を併用すると相乗効果が得られる可能性があることをお話しされました。 今後、メカニズムの全容解明とともに、臨床応用に向けて研究を進めていきたいと語られました。

 

 

 

NPO法人F.M.L.は今後も学会活動を通じて毛髪、脱毛症の最新情報を共有し、治療に生かしていくとともに、独自の研究開発や世界へ向けての情報発信も続けてまいります。

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