コラム

多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍治療が第2項先進医療に承認される

聖マリアンナ医科大学形成外科学(井上 肇准教授・F.M.L.事務局長)、幹細胞再生治療学(Angfa寄附)講座(渡部雄一特任助教)で研究されている「多血小板血漿(PRP)」を用いた難治性皮膚潰瘍治療」が、第2項先進医療として2011930日に厚生労働省より認められ、12月から同大学で治療が開始された。

このPRPを用いた治療法は、患者の血液を遠心分離器にかけて血小板だけ取り出して濃縮させたものを4分割して、潰瘍部位に7日間から10日間に一度の割合で4回投与

するものである。同寄附講座では、細胞の調整・培養・加工に適したCPCcell processing center)準拠のクリーンルームを設置し、第2項先進医療に承認されたことから、この治療の臨床を開始した。

現状、この医療技術は、難治性皮膚潰瘍治療に限定されているが、同寄附講座では、PRPが発毛に関わる事を20106月の国際毛髪学会で発表し、さらに、20113月の日本再生医療学会ではPRPが血管新生を促進することと、COX-2と、発毛に関わるFGF2という遺伝子発現を増加させるという分子レベルでの研究発表を既に行っている。

同寄附講座ではAGA等の薄毛治療への研究を続け、実績をあげることで、新たな毛髪医療への挑戦と厚生労働省への働きかけを続けていく予定である。

聖マリアンナ医科大学「多血小板血漿を用いた難治性皮膚潰瘍治療」

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