コラム

日本皮膚科学会が円形脱毛症治療指針を発表

2010年8月20日、日本皮膚科学会が円形脱毛症の治療指針を発表した。円形脱毛症は自覚症状や前駆症状が何も無く、ある日突然頭に脱毛斑を生じる疾患である。原因として本来病原体を攻撃するはずの免疫系が自身の毛包を攻撃してしまう、いわゆる自己免疫反応などが提唱されているが、未だ未解明な部分が多く、その治療法は確立されていない。欧米では既に診療ガイドラインが存在するが、日本人の体質や医療制度を考慮したガイドラインの作成が望まれてきた。
本ガイドラインでは22種類の円形脱毛症治療法について、行うよう勧められる(B群)、行っても良いが十分な根拠はない(C1群)、行わないほうがよい(C2群)、行うべきではない(D群)の4段階に分類している。今回B群に分類されたのはステロイド局所注射、及び局所免疫療法の2種類であった。また、ステロイドの内服及び外用やミノキシジルの外用など12種類はC1群、漢方薬や精神安定剤の服用など6種類はC2群、鍼灸治療と分子標的治療はD群に分類された。さらに本ガイドラインでは、円形脱毛症の治療アルゴリズムについても16歳以上と15歳以下に分けて策定している。

「円形脱毛症治療指針(2010年版)」
日本皮膚科学会ホームページ

円形脱毛症治療指針.pdf


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