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第22回日本形成外科基礎学術集会

Fml11290111月7日、8日に、新潟で第22回日本形成外科学会基礎学術集会が開催された。本学会は形成外科領域の基礎研究の発表の場で、演題の内容は多岐にわたり、毛髪の再生医療の研究についても数演題の発表があった。

今回、日本医科大学形成外科准教授の小川令先生が、NPO法人F.M.L.理事の小山太郎医師、小林一広医師との共同研究を「伸展刺激が毛乳頭細胞に与える影響の解析 第2報」と題して発表した。

小川先生は、昨年の本学会で、共同研究の第1報として、皮膚への力学的刺激が創傷治癒過程での皮膚再生や血管新生を促進すること、皮膚付属器である毛包も何らかの反応を示す可能性があることを報告されている。

第2報となる今回の発表では、ヒト毛乳頭細胞への力学的刺激により、BMP4-Nogginという遺伝子のシグナル伝達系路が活性化することが報告された。BMP4-Nogginのシグナル伝達系路は毛包の休止期から成長期への移行に関与していることから、今後、in vivoでの研究や、力学的刺激の強さや種類の解析を追加することで、力学的刺激が毛髪の再生医療や、脱毛症治療に寄与できる可能性が示唆された。毛包を構成する細胞の力学的刺激に対する反応の解析はこれまでに報告がなく、更なる研究が期待される。

(F.M.L.スタッフ)

 

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