コラム 研究開発コラム

第21回日本臨床毛髪学会

 

%e8%87%a8%e5%ba%8a%e6%af%9b%e9%ab%aa%e5%ad%a6%e4%bc%9a0111月26日~27日の2日間、横浜・はまぎんホールにて第21回日本臨床毛髪学会が開催された(会長は貴志和生先生 慶應義塾大学形成外科教授)。

学会テーマは「Dreams come true」。毛髪再生医療やロボット植毛など、まさに一昔前であれば夢と思われていたような技術の実現を報告する演題が多く、先生方のディスカッションも活発であった。

特別講演では、理化学研究所多細胞システム形成研究センターの辻孝先生が毛髪再生医療について紹介された。ほぼすべての器官は、胎児期の上皮・間葉系相互作用によって誘導される「器官原基」から発生することが明らかになっている。そこで、辻先生のグループでは、器官のもととなる「器官原基」を上皮系、並びに間葉系幹細胞から再生する「器官原基法」を開発し毛髪領域での再生医療の実現を目指している。

小山理事の発表は、超高分解能頭皮MRIによる男性型脱毛症の画像診断についてであった。興味を示される先生が多く、特に頭皮の厚さと毛髪量に相関が見られるというデータに質問が寄せられた。

吉村浩太郎先生(自治医科大学形成外科教授)の講演「毛髪再生を目的とした細胞移植治療の研究」の中で、「毛髪再生に必要な4条件」が紹介された。その中に、「脂肪組織があること」という項目もあり、小山理事の報告とリンクする部分があった。元々、小山理事の研究は男性型脱毛症の進行度を客観的に評価する方法を確立するという目的でスタートしたものであるが、その過程でこのように興味深いデータも出てきている。小山理事はさらに研究を進めていく予定である。

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