理事会レポート

F.M.L.研究員によるハーバード出張報告

01_2 2012年2月21~24日の4日間、小山太郎先生(F.M.L.評議員、城西クリニック医師)の案内のもと、マサチューセッツ州ボストン市内にあるハーバード・メディカル・スクールとその関連施設を視察してきました。

関連病院の中核を成すマサチューセッツ総合病院(MGH)は、病床898床でありながら1日に400件もの手術をこなすマンモス病院で、長くても5日間で退院させるという(日本ではちょっと考えられないような)システムの徹底によって、この手術数を実現させています。

MGHでは、我々が今研究に取り掛かろうとしているmiRNAやSiRNAをナノ粒子に内包する研究に取り組んでいる先生と面会し、多くの情報を得ることができました。

また、プリガム&ウィメンズホスピタル(BWH)では小山先生が在籍していた形成外科研究室のカンファレンスに参加し、私たちが行っている頭髪治療の紹介をさせていただきました。BWHの形成外科は世界初の臓器移植(腎移植)でノーベル医学賞を受賞しており、現在も、顔面移植という手術で世界の移植医療をリードしています。教授を含め皆様が毛髪再生に興味を持っており、私たちの頭髪医療の成果と、これまでの研究について称賛の言葉をいただきました。エリクソン教授は、秋に訪日する予定があり、是非、私達のグループを訪問したいとのことでした。

今回のハーバード視察は、今後のF.M.L.の研究を大きく躍進させる手掛かりを掴むことができた有意義な訪問でした。今回の視察が皆様に喜ばれる医療研究のヒントになるよう活かしていきたいと思っています。

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(F.M.L.研究員)

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